ラッキーバンクの件で、今後のSL投資に大きな影響を与えるのは、実は「不動産担保」がそれほど当てにならなかったということではないでしょうか?

ラッキーバンクの事業者リスクは、元々誰がどう見ても高いと感じでいたはずですが、東京の一等地に安全安心の担保があるから万一のときでも大丈夫と信じて投資していた人が多かったのではないでしょうか?

それだけに、誠実な担保権の行使すら危ぶまれるという状況は衝撃的なことかもしれません。

今までLTVなど一生懸命チェックしてきたのが、まったく無意味になっていまうかもしれないですからね。

この件から、私たち投資家が学ばなければならないのは、「SLは、事業者選びでほほ勝負が決まる」という現実です。

担保がどうのこうのと言っても、匿名組合契約上は、担保権の行使等を事業者に一任しているのだから、「誠実な事業者」でなければ、まったく当てにできないですからね。

さらに、誠実に売却しようとしても、破綻状態の事業者が売り急げば、足元を見られ寄ってたかって買い叩かれるのは自明のことなので、LTVというのも机上の空論に近くなってしまいます。

事業者が飛ぶような状況になれば、不動産担保というのも「お守り」みたいな感じになってしまうのが実態ですかね。

みんクレに続きラッキーバンクの件で、ますます「事業者選び」がクローズアップされることになるでしょう。

見方を変えれば、この事業者選びこそが、SLの「醍醐味」であり「妙味」でもあり、SL投資家の「目利き力」が問われることになります。

担保や利回りがどうだ等の案件選びは、従属的な位置付けでいいのでは?

極論を言うと、事業者をきちんと選べば、案件の選択はランダムに分散投資したところで、確率的に利回りに比例して一定のデフォルトが発生するだけで、全体のパフォーマンスにさしたる影響はないのでは?

私自身、貸付先が匿名化されている以上、案件の精査をしようがないので、けっこう「適当に」選んでいます。

実際に、今SL投資家で、マイナスリターンになっているのは、「担保」「利回り」に目を奪われ、「事業者」のスクリーニングが甘かっために、みんクレやラッキーバンクをメインの投資先に選んだ人たちでしょう。

ですから、「担保」「利回り」から入るのではなく、「事業者の健全性」から入っていくのがSL投資の肝だと考え、私はそれを実践しています。

平たく言うとと、ジャンクだけどハイイールドな社債を買うような感じですね。

そのため、独断と偏見に基づき、社債のように事業者別格付けを記載していますが、これでほとんど勝負を決するので、自分の知識・経験を総動員して真剣に分析しています。

SL事業者は玉石混交であり、事業者毎に詐欺・経営破綻等の事業者リスクは「格段に」違うので、十把一絡げにするのではなく、しっかりと「ふるい」にかける必要性があります。

下記のメインに投資している事業者が、一つでも吹っ飛べば投資額からいってマイナスリターンになり、結果として、あえなくSLから撤退し、このブログも閉鎖されることになるでしょう。

私の独断と偏見による事業者リスクに基づく勝手格付け
格付け事業者(投資予定額:万円)
AAASBISL(700)
AAmaneo (550)TATERU FUNDING(400) LCレンディング(350)Ownersbook(150) 
Acrowdbank (300)プレリートファンド(150)
私の読みがあたるかどうかは、トップページのSL事業者別投資残高とSL投資累積損益を見れば一目瞭然になっています。

私は、事業者について再三透明性の確保を訴えていますので、自分のブログもフルオープン主義で投資実績・今後の戦略・自分の立ち位置・経歴等を公開し、読者の皆様とともに、成果を検証していきたいと思います。

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