ラッキーバンクの件については、何せいまだにまともな説明がないので、検証しようがないですが、金融庁の行政処分勧告の内容およびその後のラッキーバンクの対応ぶりを見れば、けっしていい方向には進んでいないでしょうな。

高利回りと引き換えに、コンプライアンス・ガバナンスの欠如、不十分な顧客対応や内部管理体制などよくいわれているSLの闇の部分が随分と浮き彫りになってきていますね。

みんなのクレジットと同じく突然死の再来かと思わないでもないです。

またもやSL投資家は、みんクレに続いて、事業者に欺かれる結果になるんでしょうか?

金融庁の検査のおかげで(?)、ようやく問題点が発覚するというのが、悲しくて情けないところですね。

こういうこともあってか、最近は、SL界隈もSBI SLやオーナーズブック等の上場系を除いて、資金の集まりが芳しくないですね。

これを機にSLを去っていく人もいるでしょうし、それはそれで後から見れば賢明な判断だったということになるかもしれません。

実際に、ここ数年以内に淘汰される事業者はいくつか出てくると予想しています。

特に景気が悪化すれば、現時点で財務状況が悪い会社は、あっという間に吹っ飛ぶのではないでしょうか?

みんなのクレジットとラッキーバンクの件で学ぶべきことは、非上場で同族経営という外部の牽制が入らないブラックボックス的な事業者はSLにはふさわしくないということでしょう。

裏を返せば、上場企業系を中心にポートフォリオを組むべきということでしょう。

私自身、上場企業の経理部門に長らく在籍していますが、上場企業と非上場企業では、コンプライアンス・ガバナンス体制や経営の透明性では、格段の違いがあると感じます。

少なくとも、「コツコツドカーン」や「突然死」の恐怖を、上場企業系で味合う可能性は極めて低いと思います。

日々の株価のチェック・4半期毎の連結ベースの財務状況のモニタリング・適時開示情報の確認等を通じていけば、逃げ遅れリスクはある程度低減できると思います。

幸いなことに、現在上場企業数社がSLへの進出を検討しているようです。

これを機に、SLの事業者ポートフォリオを見直し、上場企業系を中心に乗り換えていくのが望ましいかなと感じています。

旧態依然として相変わらず不透明な経営をしている事業者には早めに見切りをつけたいと思います。

私は、とにかく素性の知れない事業者に大金を預けるというのが生理的に受け付けないので、借り手の匿名化が是正されない以上、事業者の透明性にはこだわっていきたいと思います。

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