先日、「悩んでいます。」様から以下のようなコメントをいただきました。 

引用

株式会社LENDEX

こんにちは、LENDEX社もHP内に貸借対照表がでました。私には評価する能力がありませんので、内容を見て感想をいただけると嬉しいです。


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確かに、この貸付残高で黒字になるのは私も疑問なので、LENDEXに問い合わせたところ、以下のような回答がありました。

引用
1 2.7億円の貸付残高で、20百万円の黒字の理由は?

従来から所有していた収益用不動産を売却したためです。ソーシャルレンディング事業はまだ赤字の状態です。現在進行期の損益は赤字予定ですが、 期の後半には単月で黒字化することを目標にしています。

2 企業情報欄に、 事業内容はソーシャレンディング事業としか記載していないが、 それ以外に事業収入はあるのか?

収益不動産は管理を全てアウトソースしていたので業とは言えない と思います。ただ収益としては大きく貢献していました。現在は損益を透明化するため、 ソーシャルレンディングに関係のない資産などを売却している最中 です。

3 従業員は兼務か?
従業員の多くは兼務です。未だ月に1件~3件しか案件がないので、 専業にしてしまうよりも複数にして牽制の体制を重視しています。

4 損益計算書も併せて開示した方が、透明性が増し、 投資家からより信頼を得ることができると思うが、 その予定はないか?

現状の貸借対照表の開示は会社法第440条に準じて、 及び他社動向を勘案して開示しています。損益計算書は今後実施していきたいと思いますが、 明確な予定はありません。公認会計士等による監査を経ずに決算書類を開示すると、 かえって投資家をミスリードするリスクもあると考えています。

損益計算書は公開されていないですが、特別利益で黒字になっており、経常損益レベルでは赤字と推測されます。
要は、本業のSLでは当期は黒字にはなっていないということです。
このように貸借対照表の数字だけで判断すると、「ミスリードするリスク」があるので、財務諸表分析では損益計算書も不可欠です。
実際この決算書を見て、LENDEXは、初年度からSLで黒字になるなんてすごい高収益会社なんだと誤解してしまう人もいると思います。
LENDEX代表は公認会計士なのだから、当然財務情報の重要性は認識していると思うのですが、なぜか「公認会計士等による監査を経ずに決算書類を開示すると、 かえって投資家をミスリードするリスクもあると考えています。」という回答なんですよね。
私は、公認会計士であるLENDEX代表が作成した損益計算書なら「公認会計士等による監査を経ず」とも信用しますけどね。
正直なところ、ここの部分はあまり腹に入らないですね。
代表が公認会計士であることを売りにして、「他社動向を勘案して」ではなく「他社より詳細に」開示した方がPRになると思うんですが。
でもいまだに業界の自主規制ルールに則らずWEBサイトに財務情報を開示していない会社もいくつかあるので、もちろん、それらの会社よりは評価されるべきだと思います。

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