SLの運用方針については、正月早々に2回記事にしました。

・2018年のソーシャルレンディング投資方針
・SL事業者別の投資方針

今回は、私の余裕資金全体(8,500万円)の運用方針について記事にします。

現在SL(約1,900万円)を除いた余裕資金(約6,600万円)は、株式(約100万円)と個人向け国債(約6,500万円)です。

余裕資金8,500万円の源泉は、ザクッというと

・労働所得 6,500万円

・株式 1,000万円(キャピタルゲイン 800万円 配当 200万円)

・FX 100万円(為替差益 60万円 スワップ40万円)

・社債利息 300万円

・個人向け国債利息 400万円

・定期預金利息 200万円

毎年労働収入から生活費を差引した余剰分(100万円~300万円)を資産運用に回した結果、約30年で約2,000万円の資産運用益が出ています。

ちなみに、私は賃貸マンションに住んでおり、今まで借入をしたことがありませんし、レバレッジを効かせた取引もしたことはありまでん。

現在の余裕資金の大半は、年利0.05%の個人向け国債(約6,500万円)で待機状態になっており、毎月2~3百万円を取崩し、SLに振り替えています。

余裕資金8,500万円の源泉を見ればおわかりのように、私は典型的なインカムゲイン派です。

株式のキャピタルゲインは、日経平均10,000円前後で買ったものを、15,000円~20,0000円で売ったものがほとんどです。デイトレードはやりません。要は、長期的な視点で、割安と感じたときに買って、割高と感じたときに売っているだけで、基本は配当利回り重視です。

現在保有している株式100万円は、株主優待目的・自社株等で純投資目的で保有しているわけではありません。日本株式は、そろそろアベノミクスによる好景気が終焉し、東京オリンピックを挟んで長期下降トレンドに入っていくと警戒しており、日経平均が再び15,000円を切るレベルぐらいになるまでは日本株式投資を見送る予定です。

SLについては、中長期的に成長してほしいという希望的観測を持っている反面、景気後退時に有利な資産運用かどうかについては、疑問を持っています。

景気後退時・不況時には、エクイティよりデットの方がダメージが少ないような気もしますが、イマイチ自信がないです。

ただ、SLは運用期間・案件・事業者を幅広く選択できるので、景気動向を見ながら巧みに運用できれば、安定的なリターンを目指すという点では、現時点で他の金融商品より優位性を保っていると判断しています。

また、私は、会社で投融資業務に10年以上携わっており、「危ない会社のチェック」には慣れているので、その時の知見を活かせばSL投資で優位に立てれるかなとも期待しています。

他の金融商品でいえば、社債とSLは似た感じがしますね。昔は、SBI社債の年利回りが2%程度あったのでよく投資していました。今ではほとんどの社債の年利回りは1%以下なので、投資としての妙味は欠けるし、最低購入単位が通常100万円以上なので、機動性・複利効果についても、SLの方が上回ると感じます。

過去を振り返ってみると、株式が割安と感じた時は、株式のウエイトが高く、株式が割高と感じた時は、債券(社債・個人向け国債)のウエイトが高かったのですが、現在は、マイナス金利の影響で債券の利回りがあまりに悪すぎるので、SLに徐々にシフトしている状況です。

今後景気後退し、大不況に突入するとしても、それまでの間にガッツリSLで稼げばいいという考え方もあるので、当面3,000万円程度の余裕資金を投入しつつ、しっかりと景気変動に対するSLの強み・弱みを把握した上で、SL投資額を調整していこうと思います。

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