■今年になってからのクリック合戦の結果は?
時間の融通がきかないサラリーマン投資家である私は、クリック合戦で勝ち目がありません。
ですから、オーナーズブックのような優良な事業者にも投資してきませんでしたが、さすがにSBI SLをポートフォリオから外すわけにはいかないです。
昨年までは募集額の大きい案件には、それなりに投資できましたが、今年になって連敗中です。
特に、この8.5億円案件は金額からいっても余裕だろうと思いつつ、万全を期して、8時55分にスマホを持って個室トイレに入りログインし、9時ピッタリに申込しましたが、それでも敗れ去りました。

1人当たり平均申込額も100万円を超え、安定性重視の富裕層ご用達のSL事業者になっているようですね。
今ライバルのmaneoにいい案件がないのも影響しているかもしれません。
何せ例の20億円の大型パチンコ案件と売れ残りのプレリートファンドが大半の案件を占めていますし。
かくいう私もmaneoの1,000億円記念ファンドがいつまでたっても出てこないのに業を煮やして、SBI SLに乗り換えようとしましたから。
もはや、手の内ようがないですね。就業時間中に無駄な時間を使ってしまい凹んでいます。
世の中には、時間の融通がきくサラリーマン投資家や専業投資家がごまんといるのですね。
羨ましい限りです。
■人気の理由は?
8.5億円を瞬殺できるSBI SLというのは、どれだけポテンシャルを持っているのでしょうか?
月間50億円ぐらいの資金調達は、その気になれば楽勝だと思います。
金融業は、SLに限らず、信用が第一ですから。
SLで1番重要な事業者リスクが、圧倒的に低いと考えられるSBI SLに人気が集中するのは理にかなっていると思います。
ただし、投資家にとって、運次第でSBI SLの投資が決まるのでは、計画的な投資方針が立てられないですね。
私の場合は、そもそもクリック合戦という土俵にすら立てるかどうかも怪しいので、圧倒的に不利な状況です。
■SBI SLは今後どうするつもりなんでしょうか?
毎月いまはやりの35億円程度募集してくれるのであれば、私も確実に投資できるかもしれませんが、それだけの案件を見つけることが可能でしょうか。
SBIグループの総師である北尾御大が本気になって取り組むのであれば、不可能ではないかもしれませんが。
市場原理からいけば、営業者報酬を上げて投資利回りを下げてくるとか、富裕層向けに特化して最低投資額を大幅に引き上げるとか、利益拡大に動きだしてもおかしくない気もするのですが、読めないですね。
あまりSBI SLの人気ぶりを書くと、今後ますますクリック合戦が激化するかもしれないので、このぐらいで止めておきます。
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