■ 「ガイアの夜明け」でクラウドクレジットを紹介

 今年に入ってもSL業界界隈は、クラウドクレジットの話題で盛り上がっているようですね。

人気番組「ガイアの夜明け」に出るようですね。

テーマが、「金融維新 さらば銀行!?」とは、また大上段に出てきましたね。

個人的には、ちょっと大げさで、厚かましすぎるタイトルではと思いますが。

これが、12月5日に発表した電通グループとの戦略的提携の具体的な中身なのでしょうか?

テレビに出るために、相当お金をつぎ込んだのでしょうか?

また、広告業界・テレビ業界内に相当なコネクションを持っているのでしょうか?

昨年の約7億円の増資と約5億円の減資の結果、実質的にフェムトGの傘下に入っていると推測される(したがって、現在は、伊藤忠商事の株主比率は相当低いと推測)ので、フェムトGが裏でいろいろと動いているとか。

私は、業界に詳しくないのでよくわかりませんが。

■テレビの影響は?

テレビが広告主のことを悪くいうわけないので、カメルーン案件の延滞等都合の悪いことには、一切触れないと予想します。

テレビの影響は大きいので、SLの裾野が広がるとともに、クラウドクレジットの知名度は上がり、一時的に、登録ユーザー数も貸付残高も伸びると思います。

また、例によって、アフィブロガーによる提灯記事が溢れ出て来るでしょう。

問題は、テレビに感化されてクラウドクレジットに投資するであろう多くのSL初心者がその後、痛い目に合わないかです。

クラウドクレジットの期待リターンマップを見るとけっこうゾッとしますよね。
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意識高い系を目指しているのも、国際分散投資の必要性も理解していますが、理念ばかりが先行して結果が伴ってないですよね。

今後大きく改善させる自信はあるのでしょうか?

テレビでSL業界代表のように紹介されるのであれば、それに恥じないリターンを残してほしいものです。

そうでないと、今回のテレビ出演が、中長期的に、SL業界の信用失墜につながる恐れがあります。


まあ、これだけ苦戦するのも、偏見を承知でいえば、発展途上国の人は、日本人に比べて、借りた金を返すという意識が低いんでしょうね。

クラウドクレジットの目線からは、元本が割れても、みんクレのように詐欺にあったわけでないので、その分は、社会的に貢献した、つまり寄付したと割り切ってくれということなんでしょうか?

経済合理性から考えると、この実績を見た上で、敢えて火中の栗を拾いにいくというのは、なかなか理解に苦しむところであります。

今無理に国際分散投資しなくても、国内の景気が悪くなってから、または海外案件の回収方法を含めたビジネスモデルがある程度確立されてから投資すれば、特段問題ないのではと個人的には思います。

ちなみに、最近の5ちゃんねるを見ると、クラウドクレジットへの怨念のような書き込みが目立ちます。

[高金利]ソーシャルレンディング[投資型クラウドファンディング] 41

もちろん、煽り・ガセネタ・誹謗中傷ありの匿名掲示板が投資家の意見を反映しているとは思いませんが、私が見る限り、かなり多くのクラウドクレジット投資家の怒りや不満が高まっているのではないですかね。

テレビを使った派手な広告戦略が功を奏して、黒字化に成功するのかどうか、私にはわかりませんが、今年がクラウドクレジットにとって正念場になることは間違いないようですね。

私は、クラウドクレジットに投資残高はありませんし、アフィリエイトも貼っていませんので、格好のSL投資の勉強材料として、高みの見物をさせていただきます。

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