前回の記事では、SL全体の基本的な投資方針を書きましたので、今回はSL事業者別の投資方針を書きます。

①maneo 351万円→700万円に増加予定

ステータス会員制度も会員連携サービス制度も資金の囲い込みにはプラスになると想定
収支上も、貸付残高の堅調な伸びとともにmaneoファミリーからの副収入もあり盤石

②LC レンディング 276万円→700万円に増加予定

上場企業子会社であるとともに社長ブログを通じての情報発信による安心感はプラス材料

③SBI ソーシャルレンディング 214万円→700万円に増加予定

何といってもSBIグループ子会社という信頼感
案件が少ないのが難点 (クリック合戦に敗れることが多く、投資額がなかなか増えない)

④クラウドバンク 231万円→500万円に増加予定

証券会社(第一種金融商品取引業者)による運営という安心感
貸付残高の堅調な伸びにより、黒字化も視野に入ったと想定

⑤クラウドリース 151万円
⑥グリーンインフラレンディング 111万円
⑦スマートレンド 70万円
⑧アップルバンク 70万円
⑨キャッシュフローファイナンス 30万円
⑩プレリートファンド 20万円

maneoファミリー6社計で、452万円→400万円


合計(10社) 1,524万円→3,000万円

大まかな方針はこんなところです。

案件リスクは、徹底的に分散化することで一定の範囲内へのコントロールが可能だと思いますが、事業者リスクは、選択と集中した方が、より低減できると感じています。

不用意に事業者を増やすことで、みんクレのような事業者にぶつかるリスクが高まると感じるからです。

ただ、私にしっかりとした目利き力があるという前提ですが。

結論的には、①~④をメインに投資していくつもりです。

当面は、この4社なら、ドカーンとやられることはないと信じたいです。

もし、maneoやSBIソーシャルレンディングが破綻するようなら、SL業界はほぼ全滅でしょう。

①~③は、財務体質から見て、リーマンショック並の経済恐慌が来ても、当面は持ちこたえるだけの体力はあると見ています。

私の投資案件は、長期間資金が拘束されるのを避けるため、最長で14ヶ月なので、1年程度持ち堪えてくれれば、ほぼ逃げ遅れることはないという想定です。

1年程度の猶予があれば、事業者のポートフォリオを全面的に組み直したり、最悪SL業界からの全面撤退も可能なようにしておくつもりです。

⑤~⑩のmaneoファミリーは、すべてグループ内の金融子会社ですが、肝心の親会社かつ主要な貸付先の決算が現在非公表なのであまり深入りする気はありません。

みんなのクレジットも、親会社かつ主要な貸付先であるBWJが死に体の債務超過状態だったため、結局無い袖は振れないという結論になりそうなので、親会社の決算情報は極めて重要な情報だと認識しています。

ですから、算情報が非公開である場合は、最悪の状況も想定しておくというのがみんなのクレジットから得た教訓だと思います。

ただし、⑤~⑩のmaneoファミリーは利回り10%超過の案件を出しているので、6ヶ月以内の短期案件限定で、リスクを承知で手を出し続けるつもりです。

最悪全損しても割り切れる範囲内での投資でいこうと考えています。

まあ、maneoファミリーに、それほどお行儀の悪い事業者は入ってきていないとは思いますが。

プレリートファンドは、一物二価という悪手を打ってしまいましたが、maneo保証案件というのがあるように、maneoが他のmaneoファミリー以上に力を入れているようなので、今後の動きを注視した上で、投資額を決定したいと思います。

今年の5月頃にはSL投資額は、約3,000万円になる予定です。まだ余裕資金は、約5,500万円ありますが、これをさらにSLに投資するかどうかは決まっていません。

現在の好景気が続く限りは、欲に目がくらんで高利回り案件に深入りすることなく、堅い事業者を中心に「ゆっくり着実にやれば、必ず競走に勝つ」精神で投資していれば、大やけどはしないのではと思いつつも、まだSL業界が黎明期なので、どういう落とし穴があるか想像できません。

自分の選球眼に自信をもっていいものか自問自答しながら、SL投資額を決めていきたいと思います。

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