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上場系事業者と非上場事業者では、コツコツドカンが起こるリスクは段違いであることを理解するのが、クラウドファンディング投資のイロハのイに当たると私は思いますが、同じ非上場事業者でもよく分析すればリスクに相当差があります。
リスクが高い非上場事業者とは、
・クラウドファンディング専業、特にソーシャルレンディング専業
・身の丈にあっていない事業展開
・恒常的な高利回り
・従業員が少ない
・高いアフィ報酬
・派手なキャンペーン
・大型開発案件
等が特徴的です。
maneoファミリー、みんクレ、トラストレンディング、ラッキーバンク、クラウドクレジットなどもだいたいこれらに当てはまるでしょ。
自己資本が数億円程度しかないと推定される非上場零細事業者が、素人投資家から何十億円、何百億円もクラウドファンディングで資金を調達することはリスク回避の観点からはプロの世界からは考えられないことです。
審査能力がある銀行からは絶対調達できないような金額が、この界隈では素人投資家には審査能力がないので、アフィブロガーが煽ればいとも簡単に大金が集められるんですよ。
極端なレバレッジが効いているので、一度しくじったら全滅する可能性が高いのではないでしょうか?
または、過去事例のように意図的にコツコツドカンをやって、トンズラという可能性もあります。
この界隈では、過去にデフォルト・遅延ゼロの事業者が突然死して、一瞬で今まで積み重ねてた利益が吹っ飛ぶリスクがあるので、相当警戒しないと3年後、5年後に生き残ることは難しいと思います。
ちなみに、アフィブロガーは、投資で100万円損しても、アフィ報酬が200万円入ればOKという発想なので参考になりませんよ。中には、自らほとんど投資せずに、アフィ報酬目当てに煽ってばかりの人もいるはずですし。
残念ながら、この界隈の悪しき構図は相変わらず変わり映えがしないんですよ。
私は、非上場系でも、
・しっかりとした本業・地盤がある
・身の丈にあった事業展開
・そこそこ従業員がいる
・恒常的に高利回りではない
・1億円以下の少額案件
・1年以下の短期案件
・不動産投資型クラウドファンディング
等の条件が揃っているところはリスクも低めと判断し、1社百万円を限度に投資しています。
内部情報でも持っていない限り、非上場事業者の詳細な経営実態は把握できませんが、注意して事業者を選択すれば、リスクも限定的になると考えて、投資残高をみればわかるように、数社に少額投資しています。
ですから、私の投資基準からは、c〇z〇c〇i、〇e〇d〇x、ク〇ウ〇ク〇ジットなどは対象外です。
アフィブロガーが最近よく煽っているク〇ウ〇ク〇ジットを吞み込んだバ〇カ〇ズや、名前を頻繁に変えるオ〇タ〇バ〇クも手を出す気にはなれないですね。
個人的には、派手なキャンペーンや高利回りでなくても、地に足のついた事業展開を地道にやっている事業者にがんばってほしいですね。
(参考)私の事業者格付け
格付 | 事業者 |
AAA | ビットリアルティ Jointoα Rimple CRE プレファン Funvest 大家.com B-Den プロパティプラス FUEL J.LENDING AGクラウドファンディング |
AA | Ownersbook i-Bond COOL Renosy Funds GALA 信長ファンディング TASUKI KORYO |
A | TSON ASSECLI FUNDROP ちょこっと不動産 みらファン |
【クラウドファンディング事業者別投資残高(2022.12.31現在)】
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