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クラウドクレジットが、バンカーズの傘下に入るそうな。

要は、早い話が資本注入が不可になったので、二束三文で「身売り」したということですな。
破綻という突然死よりも安楽死によるソフトランディングの方が業界的にも望ましいので、時限爆弾がゆっくりと作動し始めたともいえるのかな?
バンカーズとシナジーがあるようにも思えないので、資金回収が進むとも想像できないし、会員数目当てで引き取られたSBISLやmaneoのような感じか。

私の過去記事(カテゴリーにも分類されています)を見ればわかりますが、一貫してクラウドクレジットのビジネスモデルに否定的です。

内外金利差に注目って、そんなところは誰でもわかっているけど、いざ問題が起こったらどうやって異国の焦げ付き債権をベンチャー業者が回収するつもりなんだと思っていたら案の定の結果になりそうです。

「ガイアの夜明け」で踊らされて覚醒してしまった投資家も予想通り今頃涙目ですかね。

ちなみに、「ガイアの夜明け」で取り上げられた企業は、その後ポシャる例が多いらしいですよ。

多くのアフィブロガーもここぞとばかり煽っていたので、読者の皆さんも誰が節操のないアフィブロガーかよく頭に焼き付けておくとよいのでは?

この事業者は、アフィブロガーのモラルとリテラシーを計るリトマス紙になるのではと思っていました。

コロナとウクライナ問題がとどめを刺したように見えるが、もともとビジネスモデルが無謀すぎるということに尽きるのでは?

度重なる資本注入でゾンビのように生かすやり方にも疑問を感じていました。

ウェブサイトで投資残高を確認すると、以前よりかなり減ってきましたが、まだ100億円超あります。

おそらくそのうち遅延分が相当占めていると思いますが、果たして、投資家にどれだけお金は返ってくるのでしょうか?

私は、高みの見物を続けていたので直接の影響はありませんが、またもやこの界隈のイメージダウンや汚点につながる可能性を考えると早めの敗戦処理を願いたいですね。

クラウドファンディング業界の健全な発展があってこそ、私たち投資家の安定的なリターンを狙える土壌が生まれるので、投資家保護の観点から、被害が拡大する前に早めに問題のある事業者を退場させる仕組みができてほしいですね。

(参考)私の事業者格付け

格付 事業者
AAA ビットリアルティ  Jointoα Rimple  CRE プレファン Funvest  大家.com
B-Den プロパティプラス FUEL J.LENDING AGクラウドファンディング
AA Ownersbook i-Bond  COOL  Renosy Funds
GALA  信長ファンディング TSON  TASUKI KORYO
A ASSECLI   バンカーズ FUNDROP ちょこっと不動産

【クラウドファンディング事業者別投資残高(2022.12.31現在)】

  



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