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昨年念願の(?)セミリタイアをしましたので、タイトルも「セミリタイアに向けての」から「セミリタイア後の」に変更しました。

セミリタイアに伴い多額の(?)退職金等が入り、余裕資金は約1.7億円になりました。

さて、この余裕資金をどう運用するかということですが、この金額を残りの人生で使い切ることは現実的になさそうなので、つまり逃げ切れる金額なので、リスクを負って積極的に投資するインセンティブはありません。銀行預金と個人向け国債だけでいいという考え方もあるのですが、私の場合、上場会社で長年投融資業務などに従事してきたので、その経験を生かさないのももったいないので、1億円を限度に堅いところに投資しようかなとも考えています。

クラウドファンディング事業者も上場企業系が増え、私が兼ねてから望んでいた「最低でも上場」に近づいてきたので、ここは固いという案件にある程度まとまったお金を集中投資しようと考えています。

この界隈では、今後も相変わらず非上場企業系事業者によるコツコツドカーンが散発すると予想しています。高金利に群がる素人投資家やリテラシーもモラルも低いアフィブロガーがウロウロしている状況下では、素性の知れない事業者が参入してくる可能性は排除できないでしょう。金融当局も目を光らせるけど限界もあるんじゃないでしょうか?特に不動産価格が下落するような局面になるとバタバタといく事業者が出てくるのでは?非上場企業にも優良事業者もあるとは思うのですが、いかんせん内部事情がよくわからない状況化で大金を投資するというのは私には生理的に無理ですね。

クラウドファンディング投資には、堅い上場企業系に年利2~3%で5,000万円~1億円を投資し、コツコツドカーンを回避すれば、年間100~300万円のリターンになるし、セミリタイア後は実効税率が低くなるので、個人的にはもう十分という感じです。

種銭が少ない若い人は、どうしても高利回りのところに目がいきがちですが、結局はそこを狙われて悪質な事業者やアフィブロガーの餌食になっちゃんですよね。クラウドクレジットもその典型的な例で、また相当な被害が出そうですね。「ガイアの夜明け」とやらで煽っていたマスコミ業界やテレビ業界も相当罪深いと思います。高リターンを狙うのなら、NISAも改正されるので、株式投資に挑戦する方がよほど勝率が高い。この界隈で、高利回りと安全性が両立しえないことをどれだけの投資家が理解できているのか?一度でも大きな「ドカーン」を喰らうと、それまでの「コツコツ」がすべて吹っ飛んでしまうこの界隈の怖さがわかっていないと厳しいですね。特にこれから金利が上昇するので、自己資本が乏しい零細非上場系は要注意ですよ。

この界隈で長期安定的にリターンを出したいなら、それなりの投資リテラシーは必須なんですよ。素人投資家でも安定的な利益が出せるような甘い界隈ではないのは過去の歴史が物語っていますね。実際のところそれなりの投資リテラシーと数千万円レベルの余裕資金を持っている人じゃないと満足の行く利益は出てないのではないでしょうか?

「投資は自己責任」とよく言われますが、アフィブロガーの甘い言葉に惑わされず、クラウドファンディング投資に向いていない人は、早めに見切りをつけることも大事だと思います。この界隈の投資で無駄に大金を失うのもばかばかしいことです。

(参考)私の事業者格付け

格付事業者
AAAビットリアルティ  Jointoα Rimple  CRE プレファン Funvest  大家.com
B-Den プロパティプラス FUEL J.LENDING AGクラウドファンディング
AAOwnersbook i-Bond  COOL  Renosy Funds
GALA  信長ファンディング TSON  TASUKI KORYO
AASSECLI   バンカーズ FUNDROP ちょこっと不動産

【クラウドファンディング事業者別投資残高(2022.12.31現在)】


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