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9/1の日経新聞にセンセーショナルな記事が掲載されました。
カメルーンファンド9割元本割れも、ソーシャル融資岐路
有料会員限定記事なので全文読めない方もいるかもしれませんが、日経はクラウドクレジットを含むソーシャルレンディングに対して相当シビアな見方をしております。
クラウドクレジットは内外金利差に目をつけたところが特徴であり、焦げ付いたときに海外案件をどう回収するのかが最大の問題点になるのですが、案の定丸投げというかお手上げのようです。
もちろんカメルーン案件は氷山の一角で、今後どれだけ他の案件で膿が出てくることになるのか。
延長、延長で引っ張るのももはや限界でそろそろすべてをさらけ出さざるを得なくなったのでは。
コロナ禍では現地調査に行くこともままならないし、回収を丸投げ してもコストがかかるし、裁判もコストがかかりペイしない。
おまけに相手もクラウドクレジットの足元を見て、まじめに返す気もないのではないでしょう。
これはガイアファンディングが放置プレイになっているのともよく似ているようです。
海外案件で焦げ付いたら手も足も出ないということがこの件でも明らかになってきました。
だからこそ金利面で旨味があっても他事業者は安易に海外案件に手を出さないんですけどね。
投資家も金利に目がくらんでこういう類に手を出すとどういう結果になるか痛感することになりますね。
日経の記事が与える世の中のインパクトは大きく、今後の資金募集は厳しくなるし、債務超過回避のための増資も難しくなることが予想されます。
そしてその先は・・・。
後ろ盾もないこの会社では投資家への救済措置も想定できず、また歴史は繰り返すという結論になるのでしょうか?
社会貢献できれば悔いはないという方はともかく、これだけ新規事業者が増え、より手堅い事業者選びが可能になった今、安定的に資産を増やしたいと考えている人は、一度立ち止まってゼロベースで事業者選びをした方が賢明ですよ。
Jトラスト100%子会社の日本保証の保証付案件あり
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