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CFをどの程度のリスク資産と位置付けるか?
定期預金や国債よりは当然リスクは高いが、株式やFXよりはリスクが低い。
値動きはないが、コツコツドカーンを喰らえば、全損という究極の値動きもありうる。
CF界隈では、いかにコツコツドカーンを喰らわないかで勝敗は決まる。
ただ、コツコツドカーンが起きるのは、実際問題として非上場企業系に限定されるので、これだけ選択肢が増えてきた状況化では、よほど欲に目が眩んだ投資家でなければ、トータルでプラスリターンを出す確率は高まってきていると思う。
要は、欲に目がくらんで非上場企業系の高利回りファンドに大金を投資しないことが最重要だということです。
コツコツドカーンを喰らっつても、少額投資であれば、トータルでプラスに持っていけます。
私自身いくつかコツコツドカーンを喰らってもメインの投資先でないため、投資実績をみればおわかりようにトータルではプラスのリターンになっています。
これが、欲張って高利回りファンドばかり狙っていると地獄絵図になるのです。
例えば、典型的な反面教師の例としては、「年利7%!今こそ「金利」で資産を殖やしなさい!~日本初!融資型クラウドファンディング投資の解説書」を販売していたケニゴロー氏です。
実に6月末の投資残高946万円中の865万円が期失になっています。「年利7%!」を目指した結果、大きく資産を減らしています。
「長期」「非上場企業系」「高利回り」「大型開発案件」という4拍子揃ったCF上のリスクの塊に集中投資するとどうなるか実証しています。
ここまで堂々と開示しているとアッパレという感じですね。
4年前に私がブログを始めたときは、多くのブロガーが高利回りファンドにジャンジャン手を出していましたが、被弾まるけになり今ではほとんどのブロガーが消えてしまいました。
今存在しているブロガーもアフィに影響があるのを恐れてか投資成績や期失額の公表を伏せたりしている人もいます。数字は嘘をつきませんからね。
己の欲望をいかにコントロールできるかどうかがCFの世界でも最終的に勝敗を決めるようです。
リスクの高い案件・事業者がどういうものか理解できず、利回りばかり見ている投資家は、いずれこの界隈から消えていくことになるでしょう。
(参考)私の事業者格付け
格付 | 事業者 |
AAA | ビットリアルティ Jointo α Rimple CRE TREC B-Den プロパティプラス FUEL |
AA | J.LENDING Funds Ownersbook X-Crowd i-Bond COOL Renosy A-FUNDING 大家.com 信長ファンディング SAMURAI FUND TSON |
A | CREAL ASSECLI WARASHIBE ぽちぽちFUNDING バンカーズ |
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