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CFで一番恐れるべきは、事業者の不正や破綻なのですが、どういう事業者がリスクが高いと考えられるでしょうか?
一般的には、老舗と実績のある事業者ほど信用力が高いと考えるのが常識的なのですが、この界隈では、不思議なことに老舗で実績のある事業者ほど問題をおこす確率が高いのです。
みんクレを除きmaneoファミリー・SBISL・トラストレンディング・ラッキーバンクは、営業年数が長く資金量も相当なものでした。
ところが、こういう事業者がある日突然コツコツドカーンをおこすのが、この界隈の特徴なんですよね。
法整備の不備があり、いくらでも自転車操業や飛ばしが可能であることがその背景にあります。長年遅延・デフォルトなしと言っていても、ただ先送りしていただけだったということがいくつもの事業者で発覚しました。
特に旧式SL事業者は長年やっていると「膿」が溜まりやすく、いつ時限爆弾が炸裂するかわかりません。
てなわけで、私は老舗で実績のある旧式SL事業者は投資対象から除外し、新規不動産CF事業者に積極的に投資しています。
もちろん、新規事業者の方が一概に安全とは言えませんが、旧式SL事業者が抱えているかもしれない「膿」を持っている可能性は低いと考えています。
特に今は、監督官庁もみんクレに懲りて新規事業者の財務状況もしっかりと審査しているので、許可早々破綻する確率は低いと思います。
もちろん新規事業者も数年たって老舗事業者となり「膿」が溜まってくる可能性はあるので、その時までにはEXITを考えなければなりません。
現在のように新規事業者がどんどん参入してくる状況下では、どんどん投資先を入れ替えて行こうと思います。いくら分散投資が重要でも管理面を考えれば20社程度が限界ですしね。
私の肌感覚では次に問題をおこすのは、老舗の旧式SL事業者だと思いますので、まずここから切っていき、さらに非上場企業系不動産CFもメスをいれたいと思います。
攻めも素早く、逃げも素早くを信条にババを掴まない投資に心がけ、その投資成績をブログで公表できるといいですね。
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