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前回の記事では、CF界隈で投資家に被害を与えたのは高利回りファンドのカテゴリーばかりということを記載しましたが、もう一つ重要なカテゴリーがありますよね。
みんクレ・ラッキーバンク・トラストレンディング・maneoファミリーすべてに共通していているのは何かわかりますか?
それは、「非上場企業」だということです。
ちなみに、上場企業系であるSBISL・TATERUも問題は起こしましたが、投資家に被害は与えていません。
単なる偶然だと言う人もいるかもしれませんが、これだけきれいに区分されるともはや疑いの余地はないと私は思います。
結局欲に目がくらんで胡散臭い非上場企業の高利回りファンドに大金を投資した人たちが、資産を減らしているだけだと。
利回りが低くても上場企業系に重点を置いてまったり投資してきた人は、私を含めそれなりに資産は増えてきています。
他のブロガーの投資実績をみればだいたいわかるでしょう。
CFだろうが社債だろうが株だろうが、欲張れば欲張るほど資産は減るものです。
まあ自分が天才投資家だと思わなければ、身の丈にあった投資をするしかないです。
身の程を知らない投資家がどんどん資産を減らしていくのは投資の怖いところであり、また興味深いところです。
CF界隈もどんどん上場企業系が進出し、それに従い利回りも常識的になってきました。
素性のしれない非上場企業が、高利回りでカモを捕まえるということもだんだんできなくなってきているんではないですか。
いずれこの界隈も黎明期を終え、事業者も投資家もまともな人が増え(=怪しい事業者も強欲な投資家も淘汰され)、金融商品として成熟していくものと期待しています。
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