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 最近不動産CFを中心に、新規事業者が増えていますね。

選択肢が増えるいう点で、投資家にはありがたいことです。

人によっては、実績がないから不安と考える人もいるかもしれませんが、むしろ老舗事業者の方が「膿」が溜まっている危険性があるし、昔は審査が緩かったことを考えればリスクは高いと見ています。

監督官庁も認可してすぐに、不正や詐欺が起これば責任を問われるでしょう。財務状況を始め一通りはチェックしるでしょうし、それなりにまともな本業をやっているところが多い印象です。重要なのは、CFでの実績ではなく本業での実績です。問題を起こしている事業者はみんクレを除き設立3年以上たった旧式SL事業者ばかりでしたね。

当初は真面目に取り組んでいたのかもしれませんが、一旦自転車操業に手を染めると抜け出せなくなってしまうのでないかな。遅延やデフォルトを出すと集金に影響するしね。

ですから、遅延なしとかデフォルトなしとか、私は信用していません。旧式SLならいくらでもごまかせますから。

ただ、新規事業者は当面不正や詐欺の可能性は低いと判断しますが、経営破綻リスクには要注意です。

不動産CFの居住用案件なら、劣後出資もあるので、元本毀損リスクはせいぜ10%ぐらいかなと思いますが、経営破綻してしまっては、どうなるか定かではありません。

ですから、経営母体の体力(資金力)によって、投入資金のメリハリをつけることは必要不可欠だと思います。

クラウドファンディング事業者は、黎明期ということもあり玉石混交であるので、今後もスクラップアンドビルドが頻繁に起きると思います。

投資家としては、それを想定してできるだけ手持ちのカード(事業者)を持った上で、最適な案件を選ぶことで、「ババつかみ」の確率を避けることが重要です。

どうしても手持ちのカードが少ないと、惰性で投資したりとか、資金効率を落としたくないと考えてイマイチの案件に無理に投資してしまいがちなのです。

もちろん管理の手間はかかりますが、それを惜しんで利益を出そうというのも甘すぎると感じます。

「四天王」「業界最大手」など根拠のない話を信用して集中投資することは危険です。

私は、現在20社以上に投資していますが、3,000万円を超える投資額を考えれば、これぐらいの分散投資は必要だと思います。

また、ポートフォリオは常に見直しており、1年後にはガラッと変わっているかもしれません。

現在の新規事業者も1年後には「膿」が溜まってきているかもしれません。

肌感覚的には、1年以上たっても高利回り・法外なキャンペーン・高額なアフィ報酬をやっているところは要注意かなと思います。

そういう事業者は、オープニング当初のボーナスファンドだけいただいて撤収ということもありえます。

攻めるのも速攻、逃げ足も速攻のスタンスで、百発百中ではなくトータルでプラスを狙ってクラウドファンディングは望みたいと思います。

(参考)私の事業者格付け
格付事業者
AAAビットリアルティ  Jointo α Rimple CRE
AA J.LENDING Funds Ownersbook X-Crowd  i-Bond  COOL  Renosy 
A-FUNDING 大家.com 信長ファンディング SAMURAI FUND
ACREAL  ASSECLI  WARASHIBE ぽちぽちFUNDING バンカーズ

【SL事業者別投資残高(2021.3.31現在)(前月比)】

    バンカーズ     
    
50万円投資中

    WARASHIBE
    いつでも解約可能な不動産投資型クラウドファンディング 116万円投資中



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