ランキングに参加しています。
ソーシャルレンディング業界・クラウドファンディング業界が健全な業界になるには、詐欺的ファンドとそこに群がるステルスブロガーの撲滅が必要だと考えている人は応援のクリックをお願いします。
にほんブログ村 株ブログ ソーシャルレンディングへ 

昨日SBIHDの正式な表明もあり、SBISLの行く末は見えて来ましたので、この件がこの界隈に今後どのような影響を与えるか、それを踏まえ投資家はどのような投資行動をとるべきかに焦点が移ってきます。

昨日の記事でも書きましたが、SBIHDがSL事業をグループの持続的成長にとって「阻害要因」になるとまでこき下ろしたのはやや衝撃的でした。まあ、確かに第三者委員会の報告書を読めば救いようがないレベルでしたけどね。

クリック合戦勝利の虚しさやSBISLは安心・別格と煽り続けてきたアフィブロガーの胡散臭さを感じる人も多いかと思います。

北尾総帥の逆鱗に触れるぐらいのSL事業が、他の旧式SL事業者でもうまくいくわけでもなく、私の肌感覚ではどこも似たりよったりで大なり小なり自転車操業になっている気がするんですけどね。
「集金」ばかりに夢中になって、肝心の「運用」に手が回ってないんじゃないの?後は、いつどんな形で爆弾が炸裂するかの問題ではないかな?

ただ、私はSLと言っても、なんちゃって匿名化解除の旧式SLと次世代式SLともいうべき社債風(リコースローン型)SLとは、別物だと判断するスタンスです。

後者は、貸付先が上場企業系であれば、詳細な財務情報をもとに破綻リスクを分析できるので、旧式SLのようなお祈り投資や闇鍋投資とは次元が違うと思います。

また、不動産CFも、透明性の観点からも、旧式SLとは別次元です。

(参考記事)BY WARASHIBE

融資型クラウドファンディング(=ソーシャルレンディング)と不動産クラウドファンディングの違い

仕組み上のリスクという観点からは、旧式SLはオワコンで、次世代式SLと不動産CFはリスク小と考えています。

そもそもブラックボックス状態の旧式SLの問題点を改良したものが、次世代式SL・不動産CFになっているわけです。

そして、仕組み上のリスク以上に重要なのが、経営母体の体力(資本力)です。

SBISLもTATERUも経営母体の体力(資本力)のおかげで投資家は救われました。

非上場企業系事業者に大金を投資して、ババを掴んだ投資家は大きく資産を減らしています。

この違いを理解していたかどうかが、大きく明暗を分けることになりました。

クラウドファンディングは、やはり「寄らば大樹の陰」なんだということが、多くの投資家に浸透する結果になりましたね。

私は、以前から「経営母体の体力(資本力)☓仕組み上のリスク」で事業者を選ぶことを実践していましたが、SBISLの件でもこの考えで間違っていないことを再認識しました。

具体的には、

経営母体の体力(資本力)に勝る上場企業系の不動産CF・次世代式SLをメイン
経営母体の体力(資本力)に劣る(不明な)非上場企業系の不動産CF・次世代式SLをサブ
経営母体の体力(資本力)に劣る(不明な)非上場企業系の旧式SLは投資対象から除外

の方向で今後も投資を続けていくつもりです。
     
 (参考)私の事業者格付け
格付事業者
AAAビットリアルティ  Jointo α Rimple CRE
AA J.LENDING Funds Ownersbook X-Crowd  i-Bond  COOL  Renosy 
A-FUNDING 大家.com 信長ファンディング SAMURAI FUND
ACREAL  ASSECLI  WARASHIBE ぽちぽちFUNDING バンカーズ

【SL事業者別投資残高(2021.3.31現在)(前月比)】

    バンカーズ     
    
50万円投資中

    WARASHIBE
    いつでも解約可能な不動産投資型クラウドファンディング 116万円投資中
関連記事