セミリタイア後のクラウドファンディング投資実践記

CRE 737万円
J.LENDING 380万円
ビットリアルティ301万円(+50)
Funds 281万円
Jointo α 200万円
i-Bond 200万円(+80)
Rimple 160万円
SBI SL 131万円(-12)
オーナーズブック127万円
大家.com120万円
WARASHIBE 116万円(+31)
CREAL  90万円
信長ファンディング90万円(+10)
COOL80万円(+80)
ぽちぽちFUNDING 70万円(+20)
TSON 70万円(+40)
FANTAS FUNDING 60万円(+40)
FUEL50万円
パートナーズ50万円
バンカーズ50万円(+20)
SAMURAI FUND 40万円
TREC FUNDING20万円
ASSECLI 20万円
X-Crowd 10万円
GIL118万円（期失118万円）
maneo 73万円（期失73万円）
AI 30万円（期失30万円）
合計(26社)3,674万円(期失221万円)

【2017.9月以降のSL税引前累積損益(2021.3.31現在)】
＋278万円（内訳：分配金290万円ー確定損失12万円）

（参考）私の事業者格付け

【今後の投資方針】
SBISLの撤退検討報道を受け、動揺している投資家も多いと思います。
ソーシャルレンディングは金融庁による法整備の不備が原因のためすべて危険だみたいなことを言っている人もいるようですが、仕組み上のリスクを理解すれば、問題なのは旧式ＳＬであり、不動産ＣＦや次世代式ＳＬは、旧式ＳＬの問題点を克服した改良版であるため、同じ土俵で判断しない方がいいと思います。

一方で、SBISLの件は、SBISLのモニタリングやガバナンスが甘いという固有の問題と考えるべきでなく、旧式ＳＬの構造上の問題と私は考えます。グリフラの件のときも、「グリフラ以外のmaneoファミリーは無罪」というデマが流れ被害が拡大した事実を忘れてはいけません。どこまでが同じ穴のムジナなのかの慎重な見極めが必要です。

私は、コロナウイルス対策同様、「正しく恐れ、正しく警戒する」ことが重要だと思います。とかく、掲示板やブログは投資リテラシーの低いたちのトンチンカンな発言で溢れていますが、「経営母体の体力☓仕組み上のリスク」に基づいて投資行動しているのであれば大ヤケドをする可能性は低いと思います。
百発百中は無理でも、トータルでプラスを狙うのは一定の投資リテラシーがあればそう難しくはないと思います。

結局、現在多額の被弾をしている人たちというのは、実際は高利回りに目がくらんでリスクを理解せずに非上場企業系に集中投資してしまっている人がほとんどなんですよ。

そして、そういう人たちが、「金融庁ガー」とか「SBIガー」とか「ＳＬは危険」とか叫んでいるんですよね。まず自分の分析力のなさを自覚してほしいものです。コロナと同様SNS上は極論を言う人がよく目立つので、振り回されないよう注意しましょう。

結局のところ、経営母体の体力の重要性を理解し分散投資していれば、大きく資産を失う可能性が低いのがクラウドファンディング投資の特徴だと思います。

ただクラウドファンディング業界の健全化に向けてのスクラップアンドビルドの流れの中で、いくつかの事業者は淘汰される可能性が高いので、そこに巻き込まれて財産を毀損しないように早目に投資行動変容することは重要です。


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