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本件については、まだ誰もが憶測レベルでしかわかりませんので、現在ではいろいろなシナリオが考えられます。
楽観的シナリオとしての私見を述べれば、投資家の元本は毀損するが、原因がSBISLの瑕疵にあるため、SBISLが投資家の元本毀損分は補填するのではという見立てです。
第三者委員会が設立されたところをみると、内部管理体制の不備・社内での不正などSBISLの瑕疵があった可能性が高いように感じます。
この場合、今まで問題を起こしたヤクザな事業者のように、投資は自己責任と開き直る可能性は低いと思います。
SBISLはSBIグループの傘下の企業であり、SBIグループの看板に泥を塗るようなことは、北尾総帥が認めるわけがないでしょう。
いくら元本毀損が発生しているのかは現時点ではわかりませんが、SBIグループの資金力を見れば、どうってことないレベルです。
SBISLが支払えなくても、SBIグループが支援すると思います。
第三者委員会を立ち上げたのも責任の所在を明らかにすることで、SBISLの損失補填の正当性を担保するという推測もあり得ると思います。
案件選びで失敗しても、最終的には、経営母体なり後ろ盾の力で投資家は救済されるというシナリオも想定できると思います。
不祥事は上場でも非上場でも起こりえますが、その後の対応は全然違うでしょう。
果たして、案件選びは失敗しても事業者選びを誤らなければ、クラウドファンディング投資は大やけどはしないという結果になるか。
結局クラウドファンディング投資は、やはり「寄らば大樹の陰」という考えが正解だったという結論になるかもしれません。
今後いろいろな情報が開示されるはずなので、しっかりと分析し、今後のクラウドファンディング投資戦略に確実に反映していきたいと思います。
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