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コロナ禍で京町家宿泊ファンドを始めホテル・宿泊施設系ファンドに投資中の人は毎日気をもんでいることと思います。
私自身突然のコロナ禍などもちろん想定外のことであり、今年の3月以降はやらかしてしまったかなと内心思っていました。
でも、今のところ幸いなところ、無傷でいけそうなんですよね。
それは、なぜかといえば、やはり上場企業系不動産投資クラウドファンディングの安全装置のおかげなんですよね。
例えば、X-crowdもジョイントアルファすでにも30%劣後出資しているわけなので、無理して償還時に二束三文で外部売却したらこの分がふっとびます。
おまけに、 投資家に元本毀損させたら、ヤフー掲示板などで、クラウドファンディング投資家のみならず、多数の株主や不特定投資家に炎上ネタを提供することになり、株価の下落は必至でしょう。
不動産顧客からも資金力への不安の声が上がり、本業にも悪影響を及ぼすことになります。
クラウドクレジットが、5chやカナメ先生の掲示板で叩かれているのとはレベルが違います。
販促目的で参入したクラウドファンディングでこんな事態になったら目もあてられません。
もちろん、上場企業の経営者はこうなることは百も承知なので、資金力があればを追加投入して自社保有の一択となります。
不動産会社が不動産を自社保有することは何ら不自然ではありませんからね。
コロナ禍が収まった頃に程よく売却すればよし。
不動産というのは、上場企業株式のように高い流動性があるわけではないので、売り急げば叩かれるんですよ。
償還時に適正な価格で売れるとは限らない。公示価格で必ずしも土地が売れるわけがないのを見ればわかるでしょう。
だから、不動産案件はソーシャルレンディングより不動産投資クラウドファンディングの方が自社保有というオプションが使える点で明らかに有利なんですよ。
事業者もクラウドファンディング投資家に損失を与えたら、自分たちも返り血を浴びるので、不測の事態が生じない限り、あらゆる手を使って回避します。たたき売りして損を出したらセイムボートなので事業者も投資家もハッピーにはなりません。
要は「投資は自己責任」だの「匿名組合出資は元本保証ではない」などの建前がそう簡単に通用する世界ではないことはわかっているんですよ。平気でそんなことを言えるのは、詐欺的ファンドとアフィブロガーぐらいのもの。
ぽちぽちファンディングの社長もインタビューで以下のように明言しているでしょ。
対して、ソーシャルレンディング形態のクラウドリアルティは安全装置がないのでなすすべもなくあえなく遅延です。
まあ、アテもなく遅延したところで、最終的には元本毀損は免れないでしょう。
クラウドリアルティにしろクラウドクレジットにしろよくわからないスタートアップ企業に素人の個人投資家が大金を投資するなんてことは命知らずなんですよ。上場ゴールだけが目的のVCなど何の担保にもならない。現にどちらも遅延案件が増える一方でしょう。
特にこれだけ安心できる上場企業系が増えてきたのにね。
キャンペーンに釣られて投資している場合じゃないということです。
こういう元本毀損リスクの違いを体系的に理解できる人が、いち早くクラウドファンディング投資での勝ち組になれるんじゃないですかね。
案件を詳細開示している不動産投資型クラウドファンディング 50万円投資中
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