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クラウドファンディングの案件を選ぶ際、どうしても利回りに目が行きがちですが、重要なのはファンドがこけたときにどれだけ元本毀損する可能性があるかを事前に予測すること。
10%程度の利回りがあっても、コツコツドカーンやられたら取り戻すのは大変。
担保などあてになりません。匿名組合契約では担保権を行使するかどうかは、投資家でなく事業者が決めることなのです。
だから、ラッキーバンクやみんクレのみならず、キャッシュフローファイナンスもクラウドリースも、あれほど担保がガチガチだといっていたけど、結局まともに担保権を行使されることなく、ほぼ全損状態になりそうです。
ソーシャルレンディングでは、担保を過信することがいかに危険か結果が出ています。
特に事業継続をする気がなければ、手間をかけて担保を行使するインセンティブもないでしょう。
非上場企業が行う旧来型のソーシャルレンディングタイプは常にこういうリスクがあると考えておくべきでしょう。
例えば、クラウドクレジットやLENDEXやクラウドバンクなどは、見かけの利回りは高いですが、担保はあてにならないと考えれば、ファンドがこけたときの損失額の下限は想定不可能です。
自分の肌感覚的には、これらの非上場企業が行う旧来型のソーシャルレンディングタイプはリターンとリスクが釣り合わないので投資の対象外にしています。
現在は、これら非上場企業が行う旧来型のソーシャルレンディングタイプの問題点を改善したファンドが増えているので、資金をシフトしていくのが合理的だと考えています。
例えば、上場企業系不動産投資型クラウドファンディング(Rimple/ジョイントアルファ等)なら、満期時に適切な売却先が見つからなければ、自社で買い取るでしょうし、上場企業系社債風クラウドファンディング(CRE/Funds等)なら、最終貸付先が支払不能になっても、上場企業が支払いを肩代わりできるので、投資家としては安全装置が付いている分、利回りが多少低くてもリターンとリスクが釣り合っていると判断できるんですね。そもそも利回りを追求したければ、ソーシャルレンディングではなく、株式やFXや仮想通貨という違う土俵の世界にいくべき。
私の事業者格付けもこうした安全装置や財務的安全性をベースに評価していますし、事業者への資金投入額にも反映しています。
特にコロナ禍では、いつ非上場企業は突然死があるかもしれないので、最近財務的安全性が確認できる上場企業系のクラウドファンディング事業者が急増しているというのは時代のニーズを取り込んでのことでしょう。

(参考)私の事業者格付け

格付事業者
AAARimple CRE SBISL ビットリアルティ  ジョイントアルファ 
AAJ.LENDING  Funds  Ownersbook X-Crowd  i-Bond  COOL  Renosy 
A-FUNDING
ASAMURAI   CREAL  ASSECLI  WARASHIBE ぽちぽちFUNDING

【SL事業者別投資残高(2020.10.31現在)(前月比)】

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