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上野ホテルファンドについては、私も10万円投資していたこともあり、どうなるか関心を持って見ていました。
用途変更したうえでリファイナンスし、最低募集金額を突破し案件が成立したので、私が投資していた10万円も無事戻ってくるようですね。
CREALとしては、このタイミングで売却して元本を棄損させたり、または契約に基づき5年以内の延長を行うと、今後の募集に悪影響を及ぼすことを懸念しての苦肉の策なのでしょう。集まりが悪いと見るや途中でキャンペーン額を増やしたり必死さが伺えます。
でも一方で非上場企業としての資金力の限界も感じます。
RIMPLEやジョイントアルファのような上場企業であれば、コロナ禍でこういうリスクの高いファンドはおそらく自社で買い取りしたでしょう。
用途変更して2年間のリファイナンスしても今後も高いリスクを投資家に被せ続けることになるので、これだけ上場企業が参入し安全な投資先が増えている中、今回の案件はハイリスクな投資と考え私は再投資しません。
肌感覚的には、2年間先延ばししていい出口が見つかるかどうかは?です。
たぶんCREALには、自社で買い取るだけの資金力がなかったのではないかな。
不動産投資型クラウドファンディングは、適切な売却先が見つからない場合は、投資家保護の観点から一旦自社で買い取ることでソーシャルレンディングより安全性が高いと考えているので、今回の対応を見て、やはり非上場企業には1億円を超える大型ファンドはリスキーすぎると感じました。
大型ファンドをクラウドファンディングで資金調達するのは、いざとなったら自社で買い取れるだけの資金力のある上場企業に限定した方が身の丈にあっていると感じます。
CREALには、1年以内かつ1億円以内の居住用案件には今後も投資するかもしれませんが、1年超の大型案件は基本的にパスです。
40社を超えるクラウドファンディング事業者が存在する中、それぞれの事業者の経営体力・リスクを再吟味したうえで、資金配分を実行していくタイミングに来ていますね。
(参考)私の事業者格付け
格付 | 事業者 |
AAA | SBISL ビットリアルティ Jointo α Rimple CRE |
AA | Ownersbook Funds X-Crowd i-Bond COOL Renosy J.LENDING A-FUNDING |
A | SAMURAI CREAL ASSECLI WARASHIBE |
【SL事業者別投資残高(2020.10.31現在)(前月比)】
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