毎月月初に私が定期的にチェックしている項目の一つに前月応募額の事業者一覧(本当は前月末融資額一覧があればベストなんですが、今のところ見当たらないです)があります。



クラウドポートによれば、10月の応募額は、以下のとおりとなっています。

 WS000021.jpg 

(参照:https://www.crowdport.jp/company/list?sort_order=desc&sort_target=past_month_funding_completed



これを見て皆さんはどのような印象を持ったでしょうか?



私は、1位のLCレンディングと4位のmaneoが予想外でした。



私の記憶では、1位がmaneoで、2位がSBIソーシャルレンディングというのが定番で、たまに大型案件があるとSBIソーシャルレンディングが1位になるというイメージが強かったのですが、10月は意外な結果でした。



LCレンディングは上場企業子会社という有利なポジションがあるにせよ、アフィリエイトなどの広告費ゼロでこれだけ資金調達できるんだからたいしたものですね。設立後まだ2年3ヶ月ですしね。



10月21日付けのブログでも書いたように、社長ブログ効果でしょうか。全営業日に社長が情報発信を続ける姿勢はすばらしいと思います。今後は、広告費が浮いたお金で、さらに投資家利回りに還元してほしいですね。



maneoが4位というのも驚きでしたね。会員ステータス制度で迷走した影響でしょうか?ステータス案件は瞬殺される一方、大量の売れ残り案件が残るという異常な状況でしたね。maneoの中の人も戸惑っているのではないでしょうか?ただ、私は、うまく使いこなせば大口顧客を囲い込むための大きな武器となると思うので、今後試行錯誤を重ねつつも大口投資家に評価されるような打ち手を期待しています。瀧本社長の手腕が問われるところでしょう。



さて、11月はどうなるかというと、これはもうSBIの一人勝ちが見えてますよね。



既に35億円の応募がアナウンスされていますが、恐らくSBIのネームバリューがあれば、瞬殺はなくとも完売は間違いないでしょう。



私も、久しぶりにクリック合戦に敗れずに投資することができそうです。



失礼ながら、SBIソーシャルレンディングは、永らく殿様商売を続けていた印象が強かったのですが、SBIグループの総師である北尾御大がいよいよ本腰を入れ始めたようなので、今後の展開が楽しみですね。



ソーシャルレンディングは、失礼ながら、素性のはっきりしない事業者および母体が多いので、SBIソーシャルレンディングやLCレンディングのような上場企業子会社という信用力は資金調達上、圧倒的に有利ですね。



逆に、独立系の新規参入事業者は、投資家から大金を集めるのは大変そうですね。アフィリエイトかキャシュバックキャンペーンぐらいしか手がなさそうですが、原資が必要なので費用対効果はどうでしょうか。実績を重ねて信用を得ようとしても、みんなのクレジットの事件もあるので、少なくとも金融庁の検査を一回くぐってもらわないと、投資家の立場からは大金を投資しようというマインドにはならないじゃないでしょうか。



SBIソーシャルレンディングが動き出すことで、投資家の資金の動きが大きく変化し、ひいては業界の勢力図にも影響するかもしれないので、今後も事業者の応募額には注意を払って見ていこうと思います。



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