■2017年10月末のソーシャルレンディング投資額と事業者のポートフォリオ


事業者


運用額


比率


備考


maneo


180万円


18%


業界最大手 融資残高No.1


LC レンディング


185万円


18%


maneoファミリー 上場企業子会社

融資残高No.4

SBI ソーシャルレンディング



120万円 12% SBIグループ%子会社 融資残高No.2
クラウドバンク

180万円 18% 証券会社が運営 融資残高No.3


クラウドリース


125万円


12%


maneoファミリー


グリーンインフラレンディング


90万円


10%


maneoファミリー


スマートレンド


50万円


9%


maneoファミリー


アップルバンク


50万円


5%


maneoファミリー


キャッシュフローファイナンス


30万円


5%


maneoファミリー



1,010万円


100%


 



■ソーシャルレンディング運用方針

好景気はしばらく続くため、貸倒れ案件や事業者の破綻の可能性は当面低いだろうという見込みのもと、月300万円程度投資額を増やし、来年5月頃に3,000万円程度まで引き上げる予定。


ただし、事業者の実績および企業体力を考慮し、メイン4社(SBIソーシャルレンディング・maneo・LCレンディング・クラウドバンク)とサブ5社(クラウドリース・グリーンインフラレンディング・スマートレンド・アップルバンク・キャッシュフローファイナンス)で運用限度額(メイン4社:運用限度額500万円 サブ5社:運用限度額200万円)および運用期間(メイン4社:18ヶ月以内 サブ5社:12ヶ月以内)に差を設ける。

■まとめ

ここ数年ソーシャルレンディング業界は、みんクレ問題を除きほとんど無風状態で、みんクレをメインのポートフォリオにしていた人を除き、どの案件・どの事業者に投資しても誰もが確実にリターンが得られるという投資の世界からみれば異常事態が続いています。

今後も東京オリンピックまではよほどの有事が発生しなければ、景気が大きく後退する可能性は少ないのではという見通しが強いのですが、ソーシャルレンディングは、中途解約ができないので、今後の景気動向や事業者の選択には注意すべきだと思います。

特にソーシャルレンディングの怖いところは、コツコツ年数%の利回りで稼いできたお金を、みんなのクレジットのような突然死(正確にはまだ係争中ですが)で一気にすべて失うことです。

いわゆる「コツコツドカーン」のような事態がいつ自分の身に降りかかってこないかという恐怖感です。

そのためには、事業者をある程度分散しつつも、あまり実績のない事業者には多額で長期間の投資をしないことが重要だと思います。

私は、このような観点を重視して、①上場企業の子会社(SBIソーシャルレンディング・LCレンディング)②業界最大手のmaneoとそのファミリー企業(クラウドリース・グリーンインフラレンディング・スマートレンド・アップルバンク・キャッシュフローファイナンス)③証券会社が運営かつ資金量No.3のクラウドバンクを事業者として選んでいます。

maneoファミリー企業については、実績が乏しい企業もありますが、短期の高利回り案件が豊富にあるので、以下のmaneo瀧本社長のブログを信用して、ある程度投資していきます。

引用
以前から、
maneoファミリーの営業者との対話、相互チェックは行っておりますが、
より一層、私共も気を引き締めて業務のレベルアップを図って参ります。


もちろん、maneoファミリーに不真面目な営業者は居りません。


また、これは私の希望的観測かもしれませんが、もしmaneoファミリー企業で事業を継続することが困難な会社が出てきても、投資家や借り手に迷惑をかけない方法で事業を畳む(例えば,既案件については、maneoが引き継ぐ等)ことを、maneoマーケットの名前で資金調達している手前、maneoというブランド力を維持していくために考えるのではないでしょうか?

これに比べ、独立系の新参企業が、事業の継続が困難になった場合に、どこかの企業が買い取ってくれる等のソフトランディングの方策がとられるでしょうか?

むしろ、悪意のある会社であれば、事業停止する前に、お金を集めるだけ集めて破綻(いわゆる計画倒産)して、夜逃げするとかマネーロンダリングして隠し持つとか考えそうな気がします。



「みんなのクレジット」も行政処分が出るまでは、延滞・貸倒れゼロの優良事業者扱い(アフィリエイト系ブログでも業界最短で募集額40億円達成の期待の事業者とか提灯記事がけっこうありました)だったので、今後も同様のサドンデスが起きると投資家は為す術がないですね。



私見では、景気後退が予想される数年後には、ソーシャルレンディングから撤退する事業者がいくつか出てくると思います。

問題は、その際、投資家に迷惑をかけないような事業のたたみ方ができる事業者かどうかなんですよね。



資金が拘束されるソーシャルレンディングで「コツコツドカーン」を喰らわないような運用ができるかが、将来のソーシャルレンディング投資の「勝者」「敗者」の分岐点になるという気持ちを持って、日々運用方針を練っていこうと思います。

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