昨日ようやくお待ちかねの経営改善委員会とやらの提言書が公表されました。

特に目新しいトピックスはなく、昨年8月26日の記事で予想したとおり瀧本代表が辞任となりました。行政処分の責任をとっての既定路線でしょう。

>1.経営体制の見直し【平成31年3月完了予定】
> →瀧本社長引責辞任か?


瀧本代表は株式売却金(おそらく億単位)と役員退職金でほとぼりが冷めるまで海外で悠々自適の生活を送るんでしょうか?

投資家が損をしようが、自身がまとまった金を手に入れば、「やったものしか残らん」か「やったもの勝ち」とか、してやったりの気持ちでしょうかねえ。どれだけ汚名を浴びても、億単位の益が出れば投資家としてはEXIT成功か?

一方で、あれだけ社長ブログで煽っていて、被害者に謝罪せずにこのまま雲隠れしたまま退任するようでは、最低の経営者だと思います。人前に出る勇気がないのなら、せめてラーメン屋のように公開録画で謝罪ぐらいしてほしいですね。そうしないと、マネオの信頼回復の糸口が見えてきません。

また、GILの問題発覚後もGIL以外のマネオファミリーは安全のような言いぶりをしていたのも罪が重いですね。

まあ瀧本代表の経歴を見れば、またしばらくしたら何くわぬ顔をして儲かりそうな事業に参入してくると思いますが。

経営改善委員会による提言書を読む限りでは、個人的には、マネオ系の復活は厳しいと思います。

これだけ悪名高くなっては、信用第一の金融業ではお金が集まらないでしょう。

マネオが業界最大手になれたのも、瀧本マジックを使って巧妙に飛ばし続けてきたことだけのことで、特に卓越した審査力を持っているわけでもないので、SL業界にとっての存在意義も乏しいと思います。

GMOあたりが買い叩いて買い取るかもしれませんが、もはやマネオの企業価値て何なのかピンとこないし、上場企業系を中心とした有望な新規事業者が続々と参入してきているので、今さらマネオに投資するインセンティブもないですしね。

さらに、巨額の賠償金支払いの可能性がありますし。

ただ願わくば、店じまいすることになっても、投資家への損失を最小限にする形にしてほしいと思いますし、金融庁も最後までしっかりと監視してくれることを期待します。

ランキングに参加しています。参考になった情報、興味を持った記事がありましたら、クリックをお願いします。
リンク先にはソーシャルレンディングを取り扱うブログがたくさんあるので、いろいろと参考になりますよ。
にほんブログ村 株ブログ ソーシャルレンディングへ

【アフィリエイトリンク】すべて管理人が実際に利用しています。口座開設をお考えの方はこちらからどうぞ。

(参考)私の事業者格付け
格付け事業者
AAASBISL ビットリアルティ
AALCレンディング Ownersbook Renosy Funds(上場企業系)
Aクラウドバンク FANTAS Funding  CREAL  Funds(非上場)
Funds 
上場企業が参加 50万円投資中
 FANTAS funding
案件を詳細開示している不動産投資型クラウドファンディング
 170万円投資中
CREAL
案件を詳細開示している不動産投資型クラウドファンディング 90万円投資中
SBIソーシャルレンディング
SBIグループ子会社が運営。700万円投資中
OwnersBook 
上場会社が運営。190万円投資中
クラウドバンク
  証券会社が運営。80万円投資中

【SL事業者別投資残高(2019.3.16現在)】
関連記事