ソーシャルレンディングで、リスクを上回る安定したリターンを得るにはどのような投資戦略が必要か自分なりに考えて見ました。


式で示すと以下の通りです。


ソーシャルレンディング投資の最終損益=①投資案件からの分配金[リターン]―(②投資案件の貸倒れ損失+③運用会社の破綻損失)[リスク]


①に目がくらみ高い利回り+キャンペーンを追い求めると悲惨な目に合うことは、みんクレが証明しています。


②を最小化するには、投資案件を個別に徹底的に精査することが必要であると言いたいところですが、残念ながら、貸金業法上の制約から投資案件を特定できないため、いくら手間をかけてもそれに見合う効果があまり期待できるように感じません。


また、今のところみんクレの案件を除いて延滞案件+貸倒れ案件が異常に少なくどの投資案件を選んでも結果は同じ状況のようです。


③はみんクレの例が証明しているように、見誤ると「コツコツドカーン」になってしまい、今までの利益をすべてふっ飛ばしてしまう可能性が高い投資家もいるようです。


したがって、ソーシャルレンディング投資の中で一番ウエイトを置くべき項目でしょう。


①・②・③を総合的に勘案すると、当面は、投資案件は1件10万円~30万円で分散するとともに、運用会社(+その親会社+主要な貸付先)を十分に吟味の上、10社程度に分散して始めていくのが無難なところでしょうか?ただし、一方で運用会社を増やすと手間もかかるのと同時にみんクレのような危険な会社がポートフォリオに組み込まれる可能性も高まるので、会社ごとの運用資金のウエイト付けおよび運用期間の調整(みんクレも短期の案件で運用していたら被害が最小限に済んだ可能性が高い)を重視することも必要だと考えます。










ソーシャルレンディング業界は、まだ歴史が浅いため、②+③のリスクが①のリターンを安定的に下回る投資戦略が実現できるかどうかの実証分析が難しいところですが、投資の世界では、理論だけではなく実体験が重要なので、上記方針に基づき、毎月100万円~200万円を追加投資し、投資実績を示すことで検証していきたいと思います。

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