トラストレンディング事件でなんといっても驚きなのは、あれだけの天下り官僚がいながら、大掛かりな詐欺が発生したところ。

マネオファミリーでは、最大手マネオマーケットの監視がされているから安全とか、瀧本社長の目利きにかなった事業者が厳選されているから安全だと盲目的に信じてしまったために、多くの被害がでましたが、トラストレンディング事件ではさらに手口が巧妙化していますね。

さすがに、みんクレと同じ手口では投資家を釣れなくなったので、いろいろと仕掛けを考えてきていますね。

でも、いずれも非上場の零細同族経営者が舞台になっているのは共通項。

同族だから株主代表訴訟もないので安心ですよね。取締役の選任は株主総会決議事項ですが、同族ですからオーナー社長のやりたい放題。上場会社であれば、略歴を開示した上で株主の多数決の承認がいるし、適時開示して世の中に公表する必要があります。

やはり、今回のケースでも非上場の零細同族事業者というのは、詐欺を行う環境が十分に整っていると実感しました。

個人商店レベルの事業者が、何十億ものお金を目にすれば、善人でも悪人に変わってしまうものだと思います。そして、個人商店レベルでもソーシャルレンディングを名乗れば、簡単に何十億ものお金が集まってしまうこの怖さ。逆に、詐欺的ファンドから見ればおいしすぎでたまらない感じなのでしょう。アフィ報酬でもちょっと色をつければ、アフィブロガーが必死に宣伝してくれるし。

これがソーシャルレンディングの現実なので、投資初心者は不用意に大金を注ぎ込まないこと。ソーシャルレンディングをやりたい人は、少額短期案件で上場企業+不動産投資型クラウドファンディングを中心にということしかないようです。

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