特に、数年前までは、2種業者登録の審査もみんクレやラッキーバンクを通したぐらいですから、相当甘かったはずであり老舗事業者が信頼できる保証はありません。みんクレ問題以降は、金融庁の審査が格段に厳しくなったので、逆に新規事業者ほど安全性が高い可能性があります。
新規会社のうち、5年後に残っているのは20%程度と一般的に言われています。SL事業者もmaneo系数社が淘汰されるのは確実な模様で、5年後にはSL事業者は様変わりしているかもしれないですね。仮想通貨もしかりリーマンショックのときもしかり、投資の世界では逃げ遅れた人が大やけどを負うものです。
こう考えると、固定観念にとらわれず、良質な事業者が来ればはどんどんと乗り換えた方が安全な気がします。もちろん、Fundsやビットリアルティなどはまだ中身はベールに包まれており読み違いもあるでしょうが、たとえ読み違えても、早めに「勝ち逃げ」すればいいと考えています。要は、投資期間中に突然死しなければいいわけなので。プロ投資家は、みんクレを相手にしても、高額キャンペーンをゲットした後、トンズラしてちゃっかり儲けていたかも。
特に今は貸付先匿名化の解除が目前に控え、旧来型のSL事業者はどこまで対応できるか不透明ですしね。
これから、SLに参入する人は、新規事業者+老舗は上場企業限定からスタートした方が安全かもしれません。
間違っても淘汰されそうな事業者に大金を投資しないように。
私は、maneo系に代表される旧来型のSL事業者には幻滅しているし、もともと短期案件中心なので、大胆に事業者の入れ替えを図ろうと思います。特に、最近増えたきた上場企業系+不動産クラウドファンディングへの転換を計画しています。最近参入して来た事業者は、旧来の問題点を改良したいわば次世代型のSLと呼べるべきものになるかもという期待感もあります。
SL業界がここしばらく不祥事続きだったので、私の投資もブレーキを踏みっぱなしでしたが、ボチボチ良質なプレーヤーが揃ってきたところで、再びアクセルを踏むチャンスを狙っています。
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Thoughts on SL事業者は老舗がいいか新規がいいか?
says...
問題ない事業者をどのように選ぶことができるか?という話だと思います。ですが、それができるなら苦労がない訳で。新旧だからというのは基準になりえないと考えています。新しい事業者が、どうして安全と言い切れるのか?古くからの事業者だから駄目なのかというところに。
slinvestorさんは、TATERUのカテゴリを設けて記事を書かれています。適しているとまで書かれていたこともあります。
結局、新旧に関係なく、大丈夫そうな事業者、またファンドを選ぶの難しいのは今も昔も変わらないと考えています。TATERUは、いろいろと情報を収集しているとかなり危なそうに感じます。上場廃止どころか倒産も否定できないところまであるのかなとも。
実績がない新しい事業者の言うことをどこまで信頼できるか?。
法整備はまだまだ不十分で、ファンド情報開示も十分ではない場合のが多い現状にて。
投資は一筋縄では行きません。難しいですね。
says... Re: タイトルなし
コメントありがとうございます。
まず株式投資とSL投資の違いをしっかりと認識することが重要ですよ。
株式は今より上がるかどうかが勝負ですが、SLは満期までの元本回収可能性がどうか、要は業績が悪化しようが潰れなければよしです。償還後であれば倒産しても無関係です。
TATERUは株式投資家は大損ですが、SL投資家にはきちっと元本も分配金も支払っており素晴らしい対応ぶりです。
あれだけの不祥事を起こしながら、きちっと償還できたことで、私のSLとしてのTATERUの評価は正しかったことと過去記事における自分の読みが的中したことが証明できたと思います。
一方で株式投資との区別がつかず慌てふためいて中途解約した人は、自ら収益のチャンスを放棄したことになります。
厳しいことをいえば、このあたりで投資家としての「眼力」の差が出ると思います。
また、新規事業者系は不動産クラウドファンディングを中心に、旧態依然としたmaneo系より情報開示ははるかに進んでいますよ。その違いを見極めることが、投資成績の向上につながると個人的には思います。Fundsやビットリアルティはまだ未知数ですが、相当改善される気がします。