
メリツト
① 大手商社の 伊藤忠商事が出資(ただし、出資比率は不明)
② 情報開示に積極t的
③ 海外投資の案件に特化しているので、国内景気が低迷した時に備えての分散投資効果が得られる
④ 高利回り案件が多い
デメリット
① 国内案件に比べ、かントリーリスクや法制度変更リスクや為替リスクががオンされ、相対的にリスクが高くなる(カメルーン案件は現在支払延滞中)
② 海外案件のため、国内案件に比べ海外送金コストや送金日数などのコストや手間がかかる
③ 最近利回りは低下気味
④ アフィリエイト・グーグルアドセンスなどでよく目立つ(広告費のウエイトが高いのでは?)
⑤ 投資先の国外情勢の情報が乏しく、投資判断がしずらい
まとめ と感想(現在私は投資していません)
(まず、最初にお断りしておきますが、クラウドクレジットには、現在私は投資していませんから、情報不足のところがあるかも知れませんので)
クラウドクレジットは、主として発展途上国の海外投資案件に特化しており、他の事業者とは一線を画した事業者だと思います。
確かに今後国内市場が縮小していくことが予想される中、海外の、特に今後の伸びが期待できる発展途上国に収益先を求めていくのは野心的で立派な志だと思います。
ただ一方で投資家の観点からは、リスクに見合うだけのリターンが安定的に得られるビジネスモデルになっているか考えてみると、正直なところ私は現時点ではやや疑問に感じています。
カメルーンやペルーの案件を見ても、日本では想定しずらいリスクが顕在化しており、これらのリスクをヘッジして投資家に安定したリターンをもたらすようなビジネモデルが確立できているのかな?
現在の案件の利回りを見ても、リスクが高い割に他の事業者の案件の利回りとあまり変わらないですよね。
海外では、国内のような上限金利15%の縛りがないはずなので、もう少し高利回りを提示できそうな気がするのですが、高い貸倒れ率・中間業者マージン・海外送金コスト等諸経費を見込むと、仕上がりとして国内案件と変わらなくなるのでしょうか?
例えば、カメルーンの延滞案件を今後どう具体的に回収するのかな?
まさかクラウドクレジットがカメルーンまで行って直接回収にいくわけではないから、地元業者に委託するのでしょうけど、果たしてどれだけ信用できるのかな?
国内案件であれば、maneoのように延滞が発生しても、不動産担保からさくっと回収というパターンが想定できるのですが、カメルーン案件での回収方法が私にはイメージできません。
伊藤忠商事の支援やネットワークなどを通じてうまく回収できるスキームを持っているのでしょうか?
クラウドクレジットは伊藤忠商事が出資だから安心というキャッチャーフレーズをよくブログで目にする(アフィリエイト報酬目的?)のですが、伊藤忠商事がクラウドクレジットを関係会社化するだけの出資(20%以上)をしていれば、伊藤忠商事の全面バックアップも期待できるのですが、20%未満の一般投資であれば、単なる一般投資先の一つで、常時伊藤忠商事の支援を期待できるほどの関係とは限らないではないでしょうか。
商社は手を引くときは早いですし。(伊藤忠商事の出資比率については、あるブログで18%という記載がありましたがソースは不明です。出資比率で、ある程度伊藤忠商事の本気度の目安がわかると思います)
いずれにしろ、カメルーン案件の行末は、国内の案件と違い未知数なところが多く、先が読めないですね。
WEBサイトを見るかぎり、コンプライアンスを重視した健全な企業だと思いますので、みんクレのような事業者リスクはないですが、今後発展途上国向き海外投資一本槍のビジネスモデル(ガイアファンディングやアメリカンファンディングはアメリカ、スマートレンドは香港などの先進国向け)で安定した収益を得られるかは不透明な気がします。
過去には、SBIソーシャルレンディングもmaneoも国内の個人向けローンには痛い目にあって撤収しましたし。
今後戦略の方針転換がもあっても不思議でない気がします。
少なくともあの複雑なスキーム図を見ても初心者が安易に手を出すにはリスキーのような気がします。
(「伊藤忠商事が株主だから初心者にもお薦め」というようなセールストークには違和感を感じます))
クラウドクレジットは、主として発展途上国の海外投資案件に特化しており、他の事業者とは一線を画した事業者だと思います。
確かに今後国内市場が縮小していくことが予想される中、海外の、特に今後の伸びが期待できる発展途上国に収益先を求めていくのは野心的で立派な志だと思います。
ただ一方で投資家の観点からは、リスクに見合うだけのリターンが安定的に得られるビジネスモデルになっているか考えてみると、正直なところ私は現時点ではやや疑問に感じています。
カメルーンやペルーの案件を見ても、日本では想定しずらいリスクが顕在化しており、これらのリスクをヘッジして投資家に安定したリターンをもたらすようなビジネモデルが確立できているのかな?
現在の案件の利回りを見ても、リスクが高い割に他の事業者の案件の利回りとあまり変わらないですよね。
海外では、国内のような上限金利15%の縛りがないはずなので、もう少し高利回りを提示できそうな気がするのですが、高い貸倒れ率・中間業者マージン・海外送金コスト等諸経費を見込むと、仕上がりとして国内案件と変わらなくなるのでしょうか?
例えば、カメルーンの延滞案件を今後どう具体的に回収するのかな?
まさかクラウドクレジットがカメルーンまで行って直接回収にいくわけではないから、地元業者に委託するのでしょうけど、果たしてどれだけ信用できるのかな?
国内案件であれば、maneoのように延滞が発生しても、不動産担保からさくっと回収というパターンが想定できるのですが、カメルーン案件での回収方法が私にはイメージできません。
伊藤忠商事の支援やネットワークなどを通じてうまく回収できるスキームを持っているのでしょうか?
クラウドクレジットは伊藤忠商事が出資だから安心というキャッチャーフレーズをよくブログで目にする(アフィリエイト報酬目的?)のですが、伊藤忠商事がクラウドクレジットを関係会社化するだけの出資(20%以上)をしていれば、伊藤忠商事の全面バックアップも期待できるのですが、20%未満の一般投資であれば、単なる一般投資先の一つで、常時伊藤忠商事の支援を期待できるほどの関係とは限らないではないでしょうか。
商社は手を引くときは早いですし。(伊藤忠商事の出資比率については、あるブログで18%という記載がありましたがソースは不明です。出資比率で、ある程度伊藤忠商事の本気度の目安がわかると思います)
いずれにしろ、カメルーン案件の行末は、国内の案件と違い未知数なところが多く、先が読めないですね。
WEBサイトを見るかぎり、コンプライアンスを重視した健全な企業だと思いますので、みんクレのような事業者リスクはないですが、今後発展途上国向き海外投資一本槍のビジネスモデル(ガイアファンディングやアメリカンファンディングはアメリカ、スマートレンドは香港などの先進国向け)で安定した収益を得られるかは不透明な気がします。
過去には、SBIソーシャルレンディングもmaneoも国内の個人向けローンには痛い目にあって撤収しましたし。
今後戦略の方針転換がもあっても不思議でない気がします。
少なくともあの複雑なスキーム図を見ても初心者が安易に手を出すにはリスキーのような気がします。
(「伊藤忠商事が株主だから初心者にもお薦め」というようなセールストークには違和感を感じます))
個人的には、東京オリンピック後、国内市場は冷え込むと思っていますから、その代替として海外市場を主戦場とするクラウドクレジットには伸びていってほしいので、カメルーン案件などの回収状況に注目しながら、今後の投資の是非を判断していきます。
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