昨日のTATERUの書類改竄報道を受けて、心配になっている人も多いと思います。

私のブログにも以下のようなコメントがきました。

>タテルも終わりでしょうか。
>是非とも見解を伺いたいです。

>過去記事へのコメントで申し訳ありません。
>私も安全度からTATERUを含む上場系に集約を進めています。
>そこへいきなり第二のスルガ銀行で困惑しております。
>TATERUへの投資済み分の返金を求めるか迷っているのですが。
>slinvestor様はどのように対処されますでしょうか?
>もしよろしければお考えお聞かせください。

>TATERU社員が預金通帳の残高の改ざんを行ったというニュースが伝わってきました。スルガ銀行と同じ構図のように見えます。
>相続税対策としてアパートや投資用マンションが注目されてきましたが、そろそろそのようなビジネスモデルは終わったのではないかという印象を受けています。
>TATERU社が募集しているSLへの影響が出てきそうに見えます。

私の見解は、現在の報道内容を見る限り、TATERUの株主やアパートオーナーへの影響は大きいが、年内にリーマン・ショック並みの経済恐慌が来なければ、TATERU Funding投資家への影響は限定的だと思います。

TATERU Fundingの案件は、期間は3~4ヶ月、TATERUの劣後出資30%、中途解約可であり、またTATERUの連結純資産239億円(2018.2Q末)から、現在の案件の回収可能性に疑義があるとは感じないです。

もちろん、改竄が組織的なものであると、第2のスルガ銀行問題のような大事件に発展するかもしれませんが、正直なところ、不動産業・金融業など過酷なノルマで有名な業界としては、この手のことはどこでもあり得るのではないでしょうか?

例えば、シ○ケンや大○建託やレ○パレスなども何かと悪い噂を聞きますし、まだたまたま表に出てないだけのことではないでしょうか?

まだ問題が表面化していないSL事業者も裏ではいろいろ際どいことをやっていると思いますし。実際のところ、表に出ているか水面化にいるだけの違いでは?

投資である以上、元本保証ではないので大なり小なりリスクはあります。不安な方は、個人向け国債や銀行預金に余裕資金の大部分を入れるべきでしょう。かくいう私も余裕資金9000万円うち、半分の約4500万円は個人向け国債です。SLのようなリリスキーなものは余裕資金の「一部」を投入するのが無難で、生活資金や借入金を投入すべきとは思いません。TATERUに限らず、今後もこの手のトラブルは発生すると思います。それが呑み込めないのであれば、TATERUから他の事業者に乗り換えるより、SL自体から撤退した方がいいと思います。

TATARUの今後ですが、あのスルガ銀行ですらも今のところ上場廃止も破綻せずにいるのですから、連結純資産が239億円ある会社が年内に破綻するとかは想像できません。財務体質の脆弱な零細企業であれば、一撃で吹っ飛ぶこともあるかもしれませんが、TATERUの場合、みんなのクレジットやGILやラッキーバンクとは財務体質が比較になりません。

ですから、現時点の情報を見る限り私は中途解約する気はありません。引き続き事態の推移を冷静に注視したいと思います。

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