maneoマーケット社は、正会員(二種業者)として、いわゆるmaneoファミリー11社のファンドの募集・勧誘を行っていますが、実際のところどの程度の審査・モニタリングを行っているのか、前々から関心がありました。

私を含め多くの人は、maneoマーケット社の監視・モニタリングがあることを前提に、maneoファミリーに投資しているのではないかと思います。

私自身、グリーンインフラレンディングを始め、クラウドリース・キャッシュフローファイナンスあたりは、maneoファミリーでなければ、ちょっと怖くて手が出せません。

何せ、クラウドリースもキャッシュフローファイナンスも未だに経営母体の財務情報すら公表していないぐらいですから。

一口にmaneoファミリーといいますが、maneoとプレリートファンドはmaneoマーケットと資本関係があり、maneoマーケットグループの一員ですが、他の9社は、業界の自主規制ルールで言うところの正会員(二種業者)と事業者・運営者の関係になります。

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(出典:「事業型ファンドの私募の取扱い等に関する規則」のポイント 平成29年6月19日 一般社団法人 第二種金融商品取引業協会」
グリーンインフラレンディングでいえば、正会員(二種業者)がmaneoマーケット、事業者が、グリーンインフラレンディング、運営者が、エスクローファイナンス・JCサービスに該当します。

今回の対応は、上図に書かれているように、正会員による審査あるいはモニタリングの段階で疑義が生じたため、一時的に募集をストップしたということでしょう。

そういう意味では、この業界の自主規制ルールがきちんと機能しているとも言えるのですが、問題は、「不適当」と認められたときの対応ですよね。

この自主規制ルールに則れば、「②審査の結果、不適当と認めら れた場合には、私募の取扱い等は行わない。」と書かれているので、maneoマーケットによる募集はできなくなります。
また、「不正等を認めたときは、速 やかに、調査・改善を求め、必要に応じて顧客に通知 」することが義務付けられています。

この自主規制ルールに従わないと、処分の対象なります。ちなみに、ラッキーバンクは、4月25日付けで第二種金融商品取引業協会からも、処分および勧告を受けています。

グリーンインフラレンディングでは、maneo「ファミリー」であって、maneo「グループ」ではありませんので、経営が傾いたからと言って、maneoグループが資本注入等で救済することはないですね。

そういうこともあって、私の事業者格付けでは、maneoファミリーの内、最大手のmaneo、グループ会社のプレリートファンド、上場企業子会社のLCレンディングを除いては、対象外(メイン以外)になっています。

私の独断と偏見による事業者リスクに基づく勝手格付け
格付け事業者(投資予定額:万円)
AAASBISL(700)
AATATERU FUNDING(700)  maneo (600) LCレンディング(300)Ownersbook(150) 
Acrowdbank (300)プレリートファンド(150)
ただ、資本関係がないからと言って、maneoマーケットがお粗末な対応をすれば、maneoファミリー全体の信用失墜につながります。

さらに言えば、業界のガリバーであるmaneoファミリーの信用失墜は、SL業界のイメージダウンにもつながります。

そう考えると、グリーンインフラレンディングに投資している人もそうでない人も、6月19日のmaneoマーケットの説明内容には注目すべきですね。

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